3. 詳しいあらすじ
「情報を握る物が世界を制する」という言葉が現実になった近未来。
世界は巨大コングロマリット「マンジカンパニー」によって動かされ続けていた。そのマンジカンパニーすら、”己自身に” 操られていた。
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23年前、双子の赤ん坊を抱えた男が廃れ、見捨てられつつある炭鉱の街「シックザール」に流れ着いた。彼は「海野藻草(うみのもぐさ)」。
「マンジカンパニー」の今はない秘密部署「0043研究室」(マルマルヨンサン研究室、通称ヨンサン室)の元研究員だった。
彼は街の人に救われ、街で電気屋を始める。
双子の兄妹「クリス」と「サツキ」は、不思議な力を持っていたが、優しい街の人たちに囲まれ、「祖父である海野藻草」の元で育てられた
一方その頃、コングロマリット「マンジカンパニー」の六代目社長
「羽冠光(うかんひかる)」は、会長である父「羽冠静(うかんしずか)」が当時0043研究室でしでかした23年前の”とんでもない件”について知り、当時を知っているという0043研究室の「スズキ元研究員」にコンタクトを取り話し合いを持ちかけようとしていた。
しかしスズキ元研究員に強襲され、ボディーガードのイーファンを逃がして自分が捕えられてしまう。
父の羽冠静会長は23年前の因縁を清算し、息子を救うため、かつて愛した相手「海野藻草」のいるシックザールの街へと急ぎ、海野藻草に息子の救助への手助けを依頼するのだった。
続く
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